おぎもくブログ

含水率とは???

含水率とは、木材に含まれる水分量で、
例えば100gの木材に100gの水が入っていると含水率100%になります。
少し専門的になりますが、木材に含まれる水分には自由水と結合水があり
自由水は細胞内腔に含まれる水分で、結合水はリグニン、セルロースに結合している水分です。
言葉にすると難しいですが、簡単に言うと、スポンジに水を含ませた状態です。
スポンジを絞ったときに出る水分が自由水でスポンジを形成している水分が結合水です。
水分は、まず自由水が無くなってから結合水が無くなります。
そして、木材の変形は、結合水が無くなる事によりおきます。
自由水が無くなるのが、含水率が約30%なので逆に言うと30%以上だと木材の変形は起こりません。。。
施工後にフローリング等が変形すると言った話を聞くことがありますが、
おそらく含水率30%前後の材を使用したのでは?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です