おぎもくブログ

木材が反る理由

無垢材を使うとき、無垢材だから反る可能性があると言われたり、木は反ると認識している人は多いと思います。
しかし
なぜ反るのかを説明できる人は、意外に少ないです。
木が反る理由は、大きく分けて2つあります。

一つは,元々の丸太がくせを持っているもの。
日本の山では、斜面に生えている木が多いので、丸太の中には大きく曲がっているものもあります。
製材しても、木の癖が残ったままなので見る見るうちに曲がってくるもののあります。
一般的に、あて材と言いますが板などの製品として出てくることは、少ないです。

もう一つが、水分が木から抜けることにより変形する。
ここからが本題ですたらーっ
木は、水分が抜けるにつれて、変形していきます。
なぜ均等に縮まないないかと言えば、木の方向により縮む比率が違うからです。

つまり、木は縮み変形するものです。
しかし、だから施工後 反ってしまっても仕方がないとあきらめるのは早すぎます。
原因が分かっているので、対策を取ることができます。
キーワードは、
含水率、自由水、結合水
(続きます)

 

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