杉 無垢フローリングの価格差の理由のひとつに、選別内容と乾燥工程があると前回書きました。
では、どのようにして選べばいいか?
厚みやサイズによる価格差もあるので、同サイズの場合とします。
一番大事なのは、乾燥状態です。
乾燥には、乾燥機で乾燥する人工乾燥と自然に乾燥する天然乾燥がありますが
乾燥後の製品の1番高い含水率が何%以下かが分かっていることが重要です。
少なくとも、含水率を1度12%以下まで落としたものでないと、施工後の反り・曲りの確率は上がります。
残念ながら、人工乾燥も天然乾燥も含水率が高い製品が存在しています。
その為、含水率の確認が大切になります。
特に杉は個体差が大きいため、全ての材料の含水率を確認しないと製品の品質が安定しません。
大事なのは、乾いているか乾いていないかではなくて、含水率が何%以下まで乾燥している製品かの確認です。
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