杉 無垢フローリングの価格は、いろいろあります。
それには、2つの大きな理由があります。
それは、等級の品質と製造工程です。そこには、無垢材ならではの理由があります。
等級の品質について。
杉は丸太の個体差が大きい樹種です。
その一例ですが。
色の真っ黒なもの
虫やシミが入り込んだ丸太。
辺材の部分が、枯れてしまったもの。
葉節が入ったもの。
少しわかりづらいですが、葉節が入ってます。
これらは、まだ一例ですがフローリング用の丸太を仕入れようとすると
丸太が限られてきます。
ここから難しくなってくるのが、等級の選別です。
等級というのは、フローリングのグレードですが
多くは、 無節(節なし)
上小(節のほとんどないもの)
小節(節の小さいもの)
節有化粧(節がありきれいなもの)
節有(節があるもの)
などに選別されます。
実は、この選別がそれぞれの製材工場によって違っています。
例えば、小節でも節の大きさの基準が異なっていたり
節有化粧でも、このように流れ節の目立つものが入っていたりします。
このように、小節グレードでも大きい節が入っていたり、流れ節や色の黒いものなど
見た目があまり良くないものが化粧材に入っていれば、価格は安くなっている場合があります。
大切なのは、グレードに対する等級がどのようになっているかですね。
しかし、価格差はそれだけではないのです!!
それが、製造行程です。
(次回に続きます)

コメントを残す