今年最後の出勤日で、今日は大掃除です。
特注サイズの注文材も無事出来ました
来年は、1月5日(月)からの営業となります。
2009年も(株)おぎもくをどうぞよろしくお願いします。
月: 2008年12月
年末年始休業のご案内
年末・年始の休業日を勝手ながら下記の通りとさせていただきます。
12月30日(火)~1月4日(日)
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いします。
リフォーム完成
三田市の藤田建築様の大規模リフォームが完成しました。
以前ブログに書きましたが、新建材を全く使用しない家になっています。
構造材は杉無垢材。
杉腰板。しっかりと乾燥・養生してあるので反る事は、ほとんどありません。
こちらは、無目枠材。新建材の代わりに杉無垢材を使用しています。
杉材の製品はなかなかおもしろくて、施工直後は色の違いがくっきりと表れますが
時間が経つにつれだんだんと色合いがなじんできます。
その為、住めば住むほどなんとも言えない味わいがでてきます。
乾燥終了
前回、乾燥機に入れた杉板の乾燥が終了しました。
中温乾燥の為、色も大きく変わっていません。
加工後も天然乾燥とあまり変わらない色合いになります。
含水率を12%以下まで落としているので、木材の変形が起きています。
この後、約1ヶ月間倉庫で養生します。これが本当に本当に大事!!です。
養生期間が少ないと加工後に反り等が生じます。
乾燥により生じた変形も養生をきちんとして加工すれば
ほとんど狂いのない製品になります。
温故知新
温故知新とは
「昔のことをよく調べてそこから新しい知識や見解を得る」という意味です。
おぎもくでは、内装材を杉無垢乾燥材でつくっています。
以前の家は、ほとんどが大工さんの手刻みによりつくられていましたが
現在では、多くが新建材です。
理由としては、手刻みでは手間がかかることや反りなどのクレームを避けるためだと思われます。
しかし最近では、木目調の新建材も多く販売されています。
このように人は無意識に木材を求めるのでは?
との考え方から乾燥無垢材の内装材に取りかかりました。
そして、手間がかからず、反り等もほとんど起こらない内装材をつくることに成功しました。
内装材サンプルをまとめてみました。
内装材は、10年以上の実績があるので安心してご使用ください
パンフレット
おぎもくでは、パンフレットを作成しています。
住宅ローンやリフォームローンについて
JAS(日本農林規格)についての説明や木材の乾燥の重要性など。
乾燥木材という言葉でひとくくりにされていますが
乾燥方法と含水率により大きく違うことなど。
また、内装材の施工写真等も載っています。
数に限りがありますので、興味のある方はメールにてお問い合わせ下さい。
ルミナリエ
神戸のルミナリエに行ってきました。
実際に見て見ると、圧倒されます。
光と音楽が幻想的で、神聖な気持ちになりました。
人もすごかった・・・
兵庫県産木材利用木造住宅特別融資制度
平成20年度下半期の特別融資制度が発表されています。
兵庫県産木材利用木造住宅特別融資制度とは
兵庫県内で兵庫県産木材を木材の総使用量のうち、60%以上使用で
最大2000万円の融資を受けられる制度です。
おそらく、現在日本で1番お得なローンでは!!
これまでは金利が2%固定でしたが、今回は半年間(10月1日~3月31日)
利率1.9%が適用されます。
詳しくは、兵庫県木材業協同組合連合会のHPに載っています。
もちろん、おぎもくでも県産材を製材していますのでお気軽に問い合わせ下さい
当社では、乾燥後、木材の反り・狂いのほとんど起こらない中温乾燥法を適用しています。
乾燥
前回製材した杉板を、木材人工乾燥機に入れます。
木材人工乾燥機
本来、自然に乾かす天然乾燥が1番自然な乾燥方法ですが
時期によっては乾燥するまでに半年以上かかり
また木の素性により安定して乾かない材もあるので、乾燥機を使用します。
積み込み中。奥行きは、14mもあります。
乾燥機の中はこんな感じです。
乾燥時間は、約8~10日間です。現在主流の高温乾燥方法だと
数日で乾燥しますが、木材が変色したり、成分が抜けてしまう恐れがあります。
その為、当社では自然乾燥に最も近い中温乾燥を選択しています。
高温乾燥に比べ乾燥時間はかかりますが
乾燥後は違いが見た目にもはっきりと現われてきます。
製材
皮剥きした丸太を製材します。
前にも書きましたが、木は生き物なので1本1本性格が違います。
その為、丸太の特徴・クセ・向きなどを確認して製材します。
しっかり確認して製材する事により、安定した品質になります。
製材機。帯鋸という大きい鋸が回転して製材します。
読みどおりの製品が取れました
赤みの綺麗な生節の板です。
この後は、木材人工乾燥機に入れます。