(株)おぎもく内 和久湧久工房でのフローリング展示で
約11カ月経ちました。
現在の状況です。
杉 無垢39mm厚フローリング
杉 無垢30mm無節上小フローリング
杉 無垢30mm厚フローリング
左側が浮造り仕上げ、右側がモルダー仕上げ
杉 無垢30mm厚 エンドマッチ加工
約1年経ちますが、実(さね)の隙間がほとんど生じていません。
展示のフローリングですが、自由に踏んでもらって
足触りを確認することができます。
興味ある方は、御気軽にお越しください
営業時間 平日AM8:00~PM5:00(土、日、祝日 休み)
木曜日については、PM9:00まで開いてます。
土曜日について、11月は、6日、27日は営業しています。

月別: 2010年10月
大規模リフォーム②
引き続き、南丹市園部町の木村工務店様のリフォーム物件です。
内装材に、固定枠、洋間回り縁。壁は珪藻土を塗っています。
珪藻土(けいそうど)とは、珪藻の殻の化石からなる堆積物で
調湿性に優れています。
固定枠、洋間回り縁は、杉 無垢乾燥材を使用しています。
キッチンカウンター。
こちらは、玄関框と同じく桧の耳付き無垢材です。
腰見切り、腰板。
どちらも、杉 無垢乾燥材を使用しています。
腰板は、今回、源平(げんぺい、赤味の入ってるもの)です。
腰板は、赤味なしも生産しています。
無垢の手すりがいい感じを出していますね
こちらは、外部デッキ材。
杉 無垢乾燥材で国産自然塗料を塗っています。
固定枠 加工
固定枠の加工をしています。
固定枠とは、室内のドアや窓の枠材のことです。
杉 無垢中温乾燥木材で無節材です。
1枚1枚慎重に加工します。
同時に傷などがないかチェックします。
現在、固定枠の多くは新建材を使用しています。
無垢材となると、大工さんが1枚ずつ手づくりされている
場合が多いです。
(株)おぎもくでは、モルダーと言う機械で生産を可能にしました
杉丸太 製材
杉丸太、長さ4m、直径42cmの丸太を製材しています。
この丸太は、木材市場で狙っていた人も多く
かなり競り上がり、いい値段になりました。
その為、競り落とす前のチェックでは、かなり慎重に見ましたが
やっぱ、緊張します
株も大きく張ってます。
今回は、タイコ挽きの注文です。
まずは、左側。
節が、末の部分で近そうだったので、少し心配でしたが
思ったより節が出ず、無節材が取れました!!
反転します。これが、重い
右側。
こちらも、ほぼ狙い通り無節が取れました。
競りで買うときは、丸太を見てどんな製品になるかを読んで
競り落としますが、何年たっても製材時は緊張しますね
大規模リフォーム
南丹市園部町の木村工務店様が大規模リフォームをされています!!
無垢乾燥木材をふんだんに使用されています。
玄関。
玄関框に桧を使用しています。
よく見てみると角材ではなく耳付きになっています。
自然のままの形ですね
フローリング。
杉 39mm厚 無垢中温乾燥材です。
今回の特徴は、表面が浮造り(うづくり)仕上げになっています。
浮造りとは、ブラシを掛けることにより、年輪の冬目を浮き上がらせる
加工のことです。
浮造り加工により、木目の美しさが引き立ちます。
また、足ざわりが非常に快適になります
写真では、分かりにくいかもしれませんが。
無垢中温乾燥材の良さは、実は、年月が経つほどに実感します。
じっくりと時間を掛けて、乾燥・養生しているので
施工後に反ることは、ほとんど無く、色も時間と共になじんできて
なんともいえない色合いになっていきます。
また、39mm厚の為、断熱効果も高く、この冬は暖かく過ごせますね
モミの木
山崎木材市場の特市に行ってきました。
今回多く出ていたのが、モミの木。
モミの木と言えば、クリスマスツリーが思い浮かびます
色は白っぽく、そうめん箱などにも使用されます。
あまり、建築材には使わない木ですね。
径の大きいモミの木が市場に出ることがあまりないので
今回は、県外からも買いに来られてました。
競りも活発で、値段もかなり上がってました!!
上棟されました!!
福知山市の舟越工務店様が10月2日(土)上棟されました!!!
構造材は、杉 無垢中温乾燥材です。
中温乾燥ならではの色合いですね
以前、ブログに書きましたが、すべて大工さんが手刻みで
木づくりされています。
柱も中温乾燥材で仕上げています。
木の心地よい香りが漂っています
加工②
4面プレナーで、木づくり加工していきます。
プレナー出口。
加工された材料が出てきます。
投入時も、ただ材料を入れるだけでなく、微妙な角度
など計算して投入します。
加工後の材料。
綺麗な色に仕上がっていますね。
仕上がり寸法の誤差は、1mmもありません。
(JAS(日本農林規格)では、+1.5mmまでO.Kですが)
加工
前回、別注製材した桧の乾燥が終了したので、加工の準備に入ります。
桧。6m×180mm×180mmのサイズがメインです。
割れのように見えるのは、芯挽きと言って他の3面が割れないように
鋸で製材時に入れています。
乾燥終了後は、一見すると水分も抜けて、カサカサしたように
見えますが。。。
色もぼやーっとした感じですね。
これを、4面プレナーで木づくりします。
乾燥により、変形した材料のサイズを適正なサイズに加工する機械です。
いよいよ加工に入ります。
丹州木材市場
丹州木材市場で巨大な杉の木が出品されていました。
長さ5m。直径が94cm。
芯の部分が傷んでます。
お寺の木らしく痛み始めたので伐ったとのことです。
さすがにかなりの特殊サイズなので、今回は競り落とされませんでした。
数年に1度くらい、このような大径木が市場に出品されますが
自然のチカラの大きさを感じる瞬間です!!