フローリング原板の乾燥後、約1ヶ月養生し、いよいよ加工に入ります。
加工前 原板。
乾燥直後は、よく反っていましたが養生により素直になっています
モルダーと言う機械で、本実(ほんざね)加工します。
暗くなってから撮影したので、画像が悪いですが・・・
加工後、これも写りが悪いですが・・・
月: 2010年11月
木材センター
兵庫木材センターで、第1回の競り市があったので行ってきました!!
広い敷地です!!
あいにくの雨でしたが、大量に丸太が出品され、
今回は、直径40cm前後の比較的太い杉材が、多く出てました。
今回は、その中でも、最も太かった直径64cmの杉丸太を
せり落としました。(写真を撮り忘れました・・・)
テーブルの板にする予定です
木木市 開催!!
11月20日(土)兵庫県立丹波年輪の里で木木市が開催されました!!
数日前までは、天候が心配でしたが雲ひとつない快晴に!!
開始前は、人がいつもより少ないかなと思いましたが、
お客さんの流れが止まることなく、朝9時30分から12時過ぎまで
レジが止まることがありませんでした。
こちらは、恒例のせり大会。
表示価格の半額以下になることが多いので、大賑わいでした
明日 木木市です
明日、11月20日(土)兵庫県立丹波年輪の里の木の館で
秋の木木市が開催されます。
時間は、午前9時30分~午後4時
今回も、20日(土)の1日のみなので、ご注意ください。
12m 加工②
前回、2丁割りした板を4面加工します。
こちらは、加工前。
12mもあると投入前の場所の長さもギリギリです。
投入口側
こちらは、4面木づくり後
12mもあると工場の建物内では収まらず、敷地内まで出ますね
長さ12m 加工
長さが12mの製品の加工の準備をしています。
長い!!
加工場まで持ってくるのも、一苦労です。
板になっていますが、元々は1枚もので、まず台車で2つに製材しています。
入荷時は、緑の線で囲った1枚ものです。
製材機。
長さが12mもあるので、米松用の製材機で製材します。
実は、2丁に製材するのが大変で、途中で鋸が曲がらないよう
慎重に製材をしています。
残念ながら、製材時の写真を撮ってませんでした・・・
JAS(日本農林規格)
JAS(日本農林規格)の資格者養成研修会に行ってきました。
(株)おぎもくは、すでにJAS認定工場なので、更新の為ですが。
JAS(ジャス)とは、日本農林規格の略で
JAS制度は、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律です。
農林物資の
規格を制定・普及させることによって
①品質の改善②生産の合理化③取引の単純公正化④使用又は消費の合理化を図る
品質に関する適正な表示を行わせることによって、一般消費者の選択に資する
と文にすると、なんのことだか分かりにくいですね
食品の産地偽装のニュースなどで、JAS法違反と言う言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、日本農林規格の言葉通り林業にも関する制度です。
木材に関しては、「農林水産大臣が制定した日本農林規格(JAS規格)による検査に合格した製品にJASマークを貼付することを認める制度」
で、もう少し簡単に書くと、JASマークが付いている木材製品は、
JAS規格に適合していると言う意味です。
では、JAS規格に適合してるものは何か?となると、
書ききれないので省略しますが
この「新しい製材の日本農林規格並びに改正の要点及び解説」に書いてあります。
内容を少しずつ、書いていくつもりです。
紅葉特別市
協同組合 丹波林産振興センターで紅葉特別市がありました。
桧が大量に出ていましたが、杉も良い色の丸太が出ていました。
良い色が揃っていて、年輪も素直な木です。
こちらの山を競り落としました。
今回のは、桧の役物用が多く出品され、価格も㎥あたり10万円を
超えるものばかりでした。
話が変わりますが、今年は松茸が豊作とか。
しかし丹波松茸の地元ですが、今年は、まだ見てません
松茸1本が丸太1本より高いことが、多々あるので複雑な気分に
なる時も・・・
杉材の柔らかさ
一般的に、杉材は、柔らかい材料です。
よく傷が付きやすいという話を聞くと思いますが
確かに、尖ったものなどを落とすと、傷が付く場合があります。
しかし、逆に言えば、衝撃を吸収するチカラが大きいわけです。
つまり、人間にとって優しい材料と言えます。
逆に床が固いと、衝撃も大きくなります。
以前、子供部屋などにも最適と書いたことがあります。
なぜなら、子供は、よく転びます。
(子供は4等身くらいなので、バランスが悪いためらしいですが)
最近では、ウレタン等でコーティングした材料もありますが
調湿作用が無くなる材料では、反る原因にもなるので
おススメは出来ません。
弊社でも、事務所や加工場の床に39mmフローリングを
施工してますが(土足)衝撃が柔らかいですね
また、使用するうちに、表面が浮づくり加工のようになり、味わいが出てきます
木材研修会
10月30日(土)に県立丹波年輪の里で講演会がありました。
演題は、「木育」で人間が、地球が蘇る!!
木育(もくいく)とは、木を育てると言う意味ではなく
木を利用して、人を育てると言う意味です。
島根大学教育学部 教授 山下氏による講演でしたが、話し方も内容も
面白く、お昼過ぎの眠くなる時間でしたが
最後まで、楽しく、為になる話でした
その中で、なるほどと思ったのが、ものづくりをすることで段取り力が
鍛えられるということです。
製材の仕事でも、100種類以上の製品を製材するので、置き場所や積み方
など段取り力が非常に重要になってきます。