八鹿木材市場の特別市に行ってきました。
この季節になってくると、普段は市場に出てこない樹種の丸太が出てきます。
こちらは、ケヤキ。
今回は、モミの木が多く出ています。
モミの木と言えば、クリスマスツリーなどが思い浮かびますが
そうめんの箱としても有名です。
変わったところでは、卒塔婆や棺桶などにも使用されます。
建築材としては、あまり使用しないですね。
節のない良い物が多かったので、かなり競り上がっていました
月: 2011年10月
京都府産木材展示施設
京都府産木材展示施設に行ってきました。
ここは、京都府産の木材製品の展示・販売をしている施設です。
多くの製品があります。
テーブル・椅子や天板などいろんな種類の製品がありました。
おぎもくも京都府産の製品を製材しているので、展示するか検討中です。
もちろん、「京都府産認証木材」です
京都府産製品の問い合わせも増えてきて、最近は、杉 無垢フローリングと
桧 通し柱の製品がよく出ています
木材市場 状況
最近、丸太の価格が上昇しています。
丸太が傷まない時期に入ったので、製材所が丸太を多く買い出したのもありますが
大きい理由は、やはり台風の影響ですね。
奈良方面で大きな被害が出たので、兵庫、京都方面に買いにきてる事もありますが
兵庫、京都も台風の影響で、丸太の出荷量が減っています。
その為、競り上がる場面が多く、最近では、並材でも㎥5000円以上値上がる事が
珍しくありません。
競り時に注意が必要ですね。。。
特別市が多いので、こんな丸太も出ています。
これは、イチョウですね。
御輿堂
篠山市の大野建築様が御輿堂を建てられています。
御輿堂とは、名前の通り 御神輿を収納する建物です。
構造材は、すべて杉 無垢中温乾燥木材です。
内装も 杉 無垢 羽目板を貼っています。
庇は、桧 無垢中温乾燥木材です(化粧板は杉)
オール無垢材の建物ですね
木の向き・クセ②
前回の続きです。
今回は、丸太の状態で見てみます。
写真では、少し分かりづらいですが。
この杉 丸太は、右側が腹で左側が背中になります。
こちらの丸太は、さらに分かりづらいですが、2方向に曲がっています。
木は、人間のように、はっきりと腹と背中が分かれていない場合もあるので
製材時に職人の眼でしっかりと確認します。
次に、製材後の製品を比べてみます。
こちらは、右側が腹、左側が背中です。
こちらも、右側が腹、左側が背中ですね。
この製品は、元の丸太がほぼ真っ直ぐなので、この角度からだと見分けがつきにくいですね。
木材は、奥が深いと感じる瞬間です。
木木市のお知らせ
今年も、恒例の木木(もくもく)市の時期がやってきました
日時 平成23年11月19日(土)
午前9時30分~午後4時
場所 兵庫県立丹波年輪の里 「木の館」
多くの製材端材、木製品、天板、加工品などが出品されます。
今回も19日(土)の一日だけなので、注意してください。
杉 無垢内装材
丹波市の吉住建築様が 杉 無垢材を内装に使用されています。
フローリング、腰見切り、腰板、巾木、建具材など、すべて杉 無垢材です。
おぎもく こだわりの中温乾燥 杉 無垢フローリング。
建具材。
もちろん、杉 無垢中温乾燥木材です
カウンター。
カウンターも杉 無垢材を使用しています。
杉の無垢材をカウンターに使用と聞くと、すぐに反ってくるイメージを
持っている方もいますが、中温乾燥でじっくりと長時間乾燥し
養生期間をしっかりと取っていますので、ほとんど反ることはありません。
別注 杉 無垢枠材
以前、ブログで紹介していた、別注の杉 無垢枠材の施工が終わりました。
杉 無垢材 窓枠
杉 無垢材 建具枠
すべて、別注サイズです。
別注品は、刃物のセッティングが重要になるため、職人の腕が試されます。
こちらは、おなじみの押入れ中段セット。
このように、棚として使用される方も増えています
フロア リフォーム
篠山市の前中建築様が フロアのリフォームをされています。
杉 無垢フローリング 等級M(節あり化粧材)
杉 無垢フローリング 等級上小
どちらのフローリングも
オスモカラー ウッドワックス #3137 チーク色
を塗られています。
そして、今回は既存の縁甲の上に 杉 無垢フローリングをそのまま施工しています。
その為、段差が解消され、バリアフリーになっています
施主様より、足ざわりが良く、歩きやすいので大満足ですとコメントを頂きました。
製材・加工してる私たちにとっても、大変嬉しい言葉です
これからも、乾燥・加工・品質に妥協することなく製造していきます。