おぎもくブログ

月: 2012年3月

(株)おぎもく ③

 

前回、乾燥材を倉庫で養生している所まで書きましたが
今回は、機械についてです。


いろいろな、製品に対応するため、多くの機械がありますが
まずは、本社工場です。

製材機
多くの製品の種類・サイズ等に対応するため、3台の製材機があります。

職人の技術により、木のクセ、向き、等級を確認しながら
最も適したものに製材します。その種類は、200種類以上あります。

耳すり機
板の幅取り用機械。

ギャングリッパー
丸鋸使用の小割り用機械。

結束機
小割りした製品を結束する機械。

機械の一部を紹介しましたが、他にもリングバーカーランニングソーチッパー
など多くの機械があります。

本社工場で、製材、桟積み後、ハウジングセンターで乾燥・加工に入ります。

弥生市

 

八鹿木材市場の特別市に行ってきました。


その中で、おもしろい丸太を発見!!

長さ12.2m 直径60cmです。

長い!!
ぎりぎり製材できるかな?購入してませんが・・・

(株)おぎもく ②

 

前回、製材所について書きましたが、一口に製材所と言っても
いろいろな方式があります。

例えば、小品目を大量に製材する大量生産工場。
製品の一部を製材し、仕入れがメインの製材所。など製材所により多種多様です。

では、(株)おぎもくは、どんな方式か?と言うと

別注サイズ対応の製材所です。
家を建てる部材のほとんどを 自社で、製材・乾燥・加工しています。


その中でも、もっとも得意とするのが、既製品、別注品を含めた加工部材の生産です。

丸太の製材は、丸いものを ただ四角にしているわけではありません。

マグロの大トロ、赤味、中トロのように、木材にも同じように適材適所の部分があります。
これらを、職人の腕で製材していくのですが、大量生産工場では、この方式はできません。

そして、いろいろな、樹種、サイズ、等級など、即座に対応できるように
乾燥した状態で倉庫に置いています。

倉庫内部。

構造材置き場。
樹種は 杉、桧、米松の乾燥材。

天板置き場。
すべて、中温乾燥材です。

SD材(乾燥仕上げ材)

(株)おぎもく

 

(株)おぎもくとは、どんな会社?と聞かれる事があるので
今回は、会社の紹介です

(株)おぎもくは、製材所です。

よく、「山で木を切ってる仕事?」や「家を建ててはるんや」
と言われますが、実はどちらもしていません

伐採された木材を木材市場や山から購入し
製材・乾燥・加工して主に工務店に販売しています。

工場が2カ所あり、国産材の製材がメインの本社工場
乾燥・加工・販売・外材の製材がメインのハウジングセンターにわかれます。

本社工場。(雪景色なのは、たまたま?なので

工場内部。

ハウジングセンター。

木材乾燥機。

仕事内容等は、次回から紹介していきます。

春季 特別市

 

丹波林産振興センターの 春季 特別市にいってきました。

3月に入ってからも、雪が降るなど出荷量も、やや少なめでしたが
杉が多く入荷していたので、フローリング用の杉 丸太を
今回は、多く競り落としました

特市ということもあり、この市場では珍しく、ケヤキが多く
出荷されていました。

大径木 製材

 

長さ4m直径76cm丸太を製材しています。

丸太が かなり大きいので、米松用の製材機で製材します。
鋸が真っ直ぐ進むよう慎重に製材します。

予想以上に良い丸太で、この巾でも節が出ていません!!

綺麗な天板が多く取れました
この後は、乾燥機で、じっくりと中温乾燥します。

八木 木材市場

 

京都府の八木木材市場に行ってきました。

兵庫からそれほど遠くありませんが、丸太の品質や相場など大きく違っています。

特に、年輪がよく締まっているいる丸太が多いので 同じ杉丸太でも
びっくりするくらいの競り値が付くことが多い市場です。

丸太の目利きがより試される市場ですね

丸太の出荷量

 

木材市場の丸太の出荷量が減っています。

雪の影響が大きな原因ですが、出荷量が減ると 丸太価格が競りあがります。
毎年恒例のことなのですが、今年は少し異変が。

は、競りあがり、セリのテンポも速いのですが
の動きが、今年は悪いです。

原因は、桧の用途土台などがメインで、杉に比べ用途が限られてくる
ことなどがありますが、しばらくは、このような状態が続きそうです。

桧 杉 無垢内装材

 

篠山市の株式会社 中井工務店様の現場です。

内装に 無垢 中温乾燥木材をふんだんに使用されています

格子(桧 無垢材)

階段(桧 無垢材)

窓枠(桧 無垢材)

杉 無垢フローリング(等級 上小)

無垢材の素晴らしいところは、年月が経つにつれ、味わいが
だんだんと出てくるところです。

神社などは、荘厳な雰囲気ですね

床 補修

 

事務所の床の部分補修をしました。
ちょうど、椅子の下なので、よくすり減っています。
と 言っても約40年間使用していますが

おそらく、落葉松(カラマツ)だと思います。
根太も腐らず、しっかりとしていました。

そして、杉 無垢フローリングに張替えます。

すべりが良くなり、ストレス軽減にもなりました