おぎもくブログ

月別: 2013年6月

杉床 すぎもく

 

杉床 すぎもくは、丸太の仕入れから 製材・乾燥・加工まで
自社で一貫して製造する 杉 無垢フローリングです。

杉床 すぎもくの特徴

   ①フローリング用の丸太の選別
 
               

     フローリングに最も向いている杉丸太を木材市場で仕入れます。
     丸太を仕入れた後、工場で更に用途別に選別します。

   

   ②自社製材

    
     仕入れた丸太を、全て自社で製材します。
     すべてが、フローリングになるわけではなく
     製材時に何種類にも選別します。
     選別により、製品の品質が安定します。

   ③中温乾燥

     製材した原板は、すべて中温乾燥でじっくりと乾燥します。
     原板時には、含水率もバラバラなので、最も含水率が高い原板を
     基本として、乾燥します。その為 すべての原板が含水率10%以下になります。

   ④養生

     乾燥後の原板を、倉庫内で最低でも1ヵ月以上養生します。
     養生することにより、含水率が安定し 施工後の反り・曲がり等が
     ほとんど生じなくなります。

   ⑤補修

     乾燥により生じた節の割れなどの補修作業をします。
     ここでも選別をします。

   ⑥加工

     原板を、加工します。
     木の向きを確認しながら、1枚ずつ丁寧に加工します。

木は、生き物なので 個体差がかなり大きいです。
丸太を、ただフローリングサイズに製材するだけでは、品質もバラバラになります。

(株)おぎもくでは、丸太仕入れからしているため、製品の履歴をつける事が
できます。

兵庫県産京都府産に対応しているので、お気軽にご相談ください

丸太減の時期

 
梅雨に入り 伐採が減るのと丸太に虫が入ることにより
木材市場の出荷量も減ってきます。

丸太の皮も多く取れています。

丸太の質が落ちる時期なので、価格も下がると思いきや
出荷量も減っているので、価格は上がることが多いです。

実際、今日の木材市場では、競り単価が上昇しました。

更に丸太の見極めが大事な時期です。。

現在、杉床 すぎもく用の丸太を多く競り落としています。
すぎもくシリーズが大好評につき、増産中です

クレーン講習

 

床上操作クレーンの講習会に行きました。

久しぶりに、朝から夕方までずっと勉強していたので、疲れました

1日半 みっちりと講習を受け、無事修了です。。

精度

 

あまりピンとこないかもしれませんが、製品の精度は重要です。

電化製品や自動車などは、精度が高い印象があっても
木材製品は、精度があまり高くないイメージがあります。

曲がったものは、大工さんが修正して使用すればいい
と言うイメージなのかも知れません。

しかし、木材製品の精度は、重要です!!
(ここでの精度とは、加工時のサイズ・角度等と後の狂いの事です)

内装材の収まりや施工性など精度により大きく違ってきます。
そのまま施工するのと材料を修正しながら施工するのでは
手間が大きく違ってきます

精度の高い製品を生産するには、丸太からの選別が大切で
製材・乾燥・加工と何重ものチェックが必要になります。

奥が深いですね

天板 コーナー

 

(株)おぎもく ハウジングセンター内の 天板コーナー です。

すべて、自社で製材・乾燥しています

立てかけてあるのは、ほぼ2m材ですが長尺材も展示してあります。

倉庫内にあるのは、すべて中温乾燥済みなので お気軽にお越しください

フローリング原板   乾燥 前後比較   

 

杉床 すぎもくの 乾燥前乾燥後比較をしました。

こちらは、乾燥機に入れる前の フローリング原板です。
(2枚重ねにしてあります)

原板の間に隙間はほとんどありません。

そして、中温乾燥でじっくりと乾燥した原板。

多くの原板が、水分が抜け変形しています。

きちんと含水率を落とすと、このように大きく反ります。

このまま、直ぐに加工すると、徐々に湿気を吸い込んで
施工後にフローリングが膨らむ原因になります。

それを防ぐため、倉庫内で最低でも1ヵ月間 養生します。
養生により、含水率が安定します。

じっくりと養生期間を取った後、加工すると
施工後に ほとんど 反り・曲がりの生じない
 
杉床 すぎもくシリーズが 完成します

丸太購入から製品完成まで、約2ヵ月間の時間がかかります。

もちろん、すぎもくシリーズの製品在庫をしているので
お気軽に お問い合わせ下さい

すぎもく 使用例

 

杉床 すぎもくですが こんな所にも使用されています。

それは   駅舎   です  

JR加古川線の いくつかの駅にすぎもく30が施工されています。