前回 競り落とした篠山産の杉 丸太を製材しました。
フローリングに製材しています。
今回の丸太は、京都府に近いこともあり
京都府産に近い感じの丸太でした。
京都府産の杉は、全体的に年輪が締まっていて、色が濃いものが多いです。
一方 兵庫県産の杉は、柔らかい色合いのものが多いですね。
前回 競り落とした篠山産の杉 丸太を製材しました。
フローリングに製材しています。
今回の丸太は、京都府に近いこともあり
京都府産に近い感じの丸太でした。
京都府産の杉は、全体的に年輪が締まっていて、色が濃いものが多いです。
一方 兵庫県産の杉は、柔らかい色合いのものが多いですね。
お盆明けから 丸太の相場が上昇しています。
京都の八木木材市場に行きましたが、ここでも相場が高めです。
すべての丸太が上昇しているので、この勢いがしばらく続きそうです。
お盆明けの木材市場で、丸太の価格が高騰しています。
丸太の少ない時期に、大雨の影響もあり出荷数が減っているのも
原因のひとつですが、杉が特に高いですね。
八鹿木材市場の銘木市。
この日も、相場が上昇しました!!
丸太の出荷量が増えれば、価格も落ち着いてくると思いますが
もう少し、時間がかかりそうです。
丹波林産振興センターで、篠山産の杉を競り落としました。
篠山市 細工所周辺の杉です。
篠山市の原木が木材市場に出ることは少ないのですが、予めわかっていれば
量を揃えることができます
杉は、地域によって質の差が大きく違いますが、篠山の杉は、どんな表情を見せるか?
製材が楽しみです
無垢フローリングも、同じ樹種でも価格がピンキリですが、
価格差について検証してみました。
樹種は杉で1枚単価として考えます。
①サイズの違い
実は、無垢フローリングは、全国で統一したサイズがありません。
その為 長さと厚みと働き巾がメーカーによって違います。
当然、働き巾が広く 厚いものが高くなります。
②等級の違い
基本的に節の大きさや数で、価格が変わってきます。
節の無いものや節の数が少ないものが高くなります。
また、色合いも価格に関係します。
③乾燥の違い
乾燥の方法・含水率によって製品に差が出ます。
乾燥方式には、自然乾燥・中温乾燥・高温乾燥などがありますが
施工後の、狂いをほとんど生じさせない為には
含水率を一度12%以下まで落とすことが望ましいです。
自然乾燥だと、乾燥コストはかかりませんが、12%以下にはほとんど落ちません。
中温乾燥・高温乾燥だと12%以下まで落とすことが出来ますが
高温乾燥だと、木材が持っている成分まで抜け落ちます。
コストの安さで言うと
天然乾燥>高温乾燥>中温乾燥 となります。
その他に、塗装やコーティングしたり、加工もエンドマッチ加工などで
価格が変わってきます。
つまり、用途別に応じて、選ぶことが大切になります。
節が大きく床に使用できなくても、化粧野地板には、適切で価格もリーズナブルになります。
そして、施工後の 反り・曲がり等を防ぐには、含水率が非常に重要です。
含水率の甘いフローリングは、施工後しばらくしてから 反り・曲がりが生じます。
丹波地域で大雨が降りました。
強く降っていた時間が、2時間もなかったので
心配はしていなかったのですが、突如 山のほうから水が出始め
瞬く間に増水し、一部が工場内にも入りました。
一瞬、台風23号を思い出しましたが 降っていた時間が短かったせいもあり
水もすぐにひいて、影響はありませんでしたが 埼玉の方では、竜巻も発生し
何か日本らしからぬ気候が多くなっています。