おぎもくブログ

カテゴリー: 加工

賃加工

 

桧 太角賃加工をしています。

3~4方 無節材なので 微妙な曲がり具合や
節が出るかどうかを1本ずつ見極め、削る量を決めていきます。

これを間違えると、節が出たり 曲がったままの加工になるので
慎重に慎重に、仕上げます。

丁寧に、積んでいきます。

精度

 

あまりピンとこないかもしれませんが、製品の精度は重要です。

電化製品や自動車などは、精度が高い印象があっても
木材製品は、精度があまり高くないイメージがあります。

曲がったものは、大工さんが修正して使用すればいい
と言うイメージなのかも知れません。

しかし、木材製品の精度は、重要です!!
(ここでの精度とは、加工時のサイズ・角度等と後の狂いの事です)

内装材の収まりや施工性など精度により大きく違ってきます。
そのまま施工するのと材料を修正しながら施工するのでは
手間が大きく違ってきます

精度の高い製品を生産するには、丸太からの選別が大切で
製材・乾燥・加工と何重ものチェックが必要になります。

奥が深いですね

広小舞(ひろこまい)

 

広小舞(ひろこまい)の三角割りをしています。

広小舞とは、軒先の先端で垂木の上に取り付ける部材です。

図で見ると。

二人一組で作業をしますが、力の加減で大きく曲がることもあるので
お互いのリズムが大事です。

長方形の板を斜めに割りました。

この後は、加工場にて 仕上げ作業に入ります。

サンプル 加工材の正体

 

以前に、サンプル加工材の記事を書きましたが

実は、ささやま百年家様によるでかんしょ祭格子です!!

杉 無垢中温乾燥材で、無節材を使用しています。

今年は、8月15、16日に 篠山市で でかんしょ祭が開催されます。
やぐらの材料を納めさせていただき、今年で3年目。

今年は、すべて木造になります

桧 別注加工品

 

丹波市の田野工務店様がお寺の改修をされています。

すべて、材を使用しています。

桧 縁板は、39mm厚別注加工品です。

普段は、桧のフローリングは 製材していませんが
いろいろなサイズ・等級の原板を在庫してあるので(すべて 中温乾燥 養生済み
いろいろな製品に対応できます

木づくり後の 桧 柱

 

ちょうど、出荷前の柱があったので、写真に撮りました。

前回の仕上げ挽きの後、モルダーと言う加工機で
4面木づくりした 桧 柱です。

綺麗なつやが出ています

7月上棟の家に使用されます。

まもなくですね!!

加工 サンプル

 

加工についての依頼がありましたので、サンプルで加工材をつくってみました。

樹種は、杉 中温乾燥木材です。

写真では、分かりにくいですが相欠き加工をしています。

採用されれば、全体の写真がアップできると思います

その他にも いろいろな加工にチャレンジしています!!

杉 構造材 4面木づくり加工

杉 構造材の製材・乾燥・養生が終了し、いよいよ4面木づくり加工に入ります。


最初に製材した状態。多量の水分を含んでいて、見るからに重そうですね。

そして、約3週間 中温乾燥でじっくりと乾燥し、その後、倉庫内で養生した状態です。
見た目もなんとなくカサカサした感じで木材の変形もあります。

最後に、4面木づくり加工で仕上げをします。
職人の手により、木材のクセ・向きなどを考えて直材になるよう木づくりします。


そして、杉 無垢構造材の4面木づくり材の完成です!!
加工前に比べ、つやが出て、中温乾燥独特の柔らかい色合いになっています。

この後は、プレカット工場に持っていき、ホゾ等の加工をして、上棟を迎えます

フローリング加工中

フローリング原板の乾燥後、約1ヶ月養生し、いよいよ加工に入ります。
加工前 原板。
乾燥直後は、よく反っていましたが養生により素直になっています
楽しい

モルダーと言う機械で、本実(ほんざね)加工します。
暗くなってから撮影したので、画像が悪いですが・・・



加工後、これも写りが悪いですが・・・たらーっ

12m 加工②

前回、2丁割りした板を4面加工します。
こちらは、加工前。
12mもあると投入前の場所の長さもギリギリです。

投入口側
こちらは、4面木づくり後
12mもあると工場の建物内では収まらず、敷地内まで出ますねたらーっ