施工後1年が経過した、杉床すぎもくです。
杉床すぎもく39mm厚 Fグレード(節あり赤身化粧材)
(浮づくり加工 オスモ塗装)

中温乾燥材で養生期間もしっかりと取っている為、実(さね)の開きもありません。
浮づくり加工で、傷も目立たず無垢材の良さが出ています。
施工後1年が経過した、杉床すぎもくです。
杉床すぎもく39mm厚 Fグレード(節あり赤身化粧材)
(浮づくり加工 オスモ塗装)
中温乾燥材で養生期間もしっかりと取っている為、実(さね)の開きもありません。
浮づくり加工で、傷も目立たず無垢材の良さが出ています。
冷え込みが強くなると、凍結木材が出てくるようになります。
丸太の辺材部分(白い部分)が凍結しています。
一見すると、あて材にも見えますが、辺材の水分が凍っています。
凍結木材は製材がやっかいで、普通に製材すると鋸が真っ直ぐ進まず
均等な厚みが取れなくなります。
しかも、なかなか溶けないので大変ですね(^-^;
それぞれの木片にパンの切れ端を入れ、カビの発生状況の実験中です。
10日経過し、少し変化が出てきました。
杉 源平
変化なし
杉 赤身
変化なし
杉 白身
変化なし
杉 高温乾燥材
変化なし
ナラ
変化なし
合板
黒いカビが少し発生しています。
引き続き実験していきます。
杉床すぎもくを施工された施主様から、「風邪をひかなくなった」「不眠症が治った」
等の声を多く頂いています。
そこで、調べてみると実際に杉材で実験をした論文を見つけました。
[木材学会誌 Vol,55 No.2 p.101-107 (2009)]
木質空間およびビニル空間における疲労・ストレスの緩和効果
生化学的・心理学的指標による比較
これは、男女20名を被験者として、心理的指標および唾液中の生化学的指標を測定した実験です。
実験内容は、木質空間とビニル空間を用意し、精神的労作後の急性の疲労感やストレスに対する緩和効果を心理的および生化学的指標を用いています。
結論として
1 木質空間では、活気を除く、緊張・不安・抑鬱・落込み・怒り・敵意・疲労・混乱の
ストレス状態を示す、全ての項目で入室30分後に平均得点が有意に低下した。
2 ビニル空間では入室前後での有意な差は確認されなかった。
興味深いのは、木質空間の特徴として感情面に何らかの影響をもたらすことが示唆された。
それは「視覚によるここちよさ」「杉材の発する芳香」が考えられると書かれていた事です。
杉が本来持つ成分が、大きな効果を持っていると思われます。
杉床すぎもくを施工された施主様からアンケートにご協力頂き
内容をご紹介させていただきます。
今回は、令和元年9月に施工された施主様です。
過去のアンケートでも、多く頂いていましたが寝室に施工された施主様から
「熟睡できるようになった」、「不眠症が治った」
等の声を頂いています。
杉床すぎもくは、木材が本来持っている成分(フィトンチッド等)を残す中温乾燥方法
を採用していますが、実際に施主様の声を頂き、とてもうれしいです(^-^)
中温乾燥方法は、高温乾燥方法に比べ乾燥時間が長く、コストも少し高くつきますが
木材本来の成分を残す中温乾燥方法にこだわり、杉床すぎもくを生産しています。
施工後 約1年経過した 杉床すぎもくの現場を施主様に見せていただきました。
杉床すぎもく 39mm厚 Fグレード(浮づくり加工・オスモ塗装)
実(さね)の隙間(フローリングとフローリングの間)が、ほとんど空いていません。
浮づくり加工とオスモ塗装で、傷もほとんど目立ちません。
施主様より、冬も温かく過ごせましたとの声を頂きました(^-^)
杉床すぎもくを採用して頂いた施主様にアンケートのご協力を頂き
多くの声を頂いております。
今回は、平成30年9月に施工された施主様にアンケートを頂きました。
以前ガラス容器に、杉床すぎもくや他の木材にパンの切れ端を入れてカビの発生の実験を
したことがありましたが、味噌等ににカビが発生していないと貴重な意見を頂きました(^-^)
杉床すぎもくは、すべて木材を傷めず、杉本来の性質を生かす中温乾燥を採用しています。
日刊木材新聞の2020年1月25日の記事です。
実験で、床・壁・天井・建具・窓枠をムクの杉材を使用すれば、深い眠りが長くなったり
認知症の疑いがある高齢者が老健施設の個室をムクの内装に変えて3か月生活すると
元の状態に戻った等書いてあります。
弊社の杉床すぎもくシリーズや壁材・窓枠等を施工して頂いた施主様から
不眠症が治った・子供が風邪をひかなくなった・愛犬の健康状態が良くなった等の
声を頂いています。
記事の最後のほうに、高温乾燥では香りも少なく、確認できなくなる成分もある
と書いてあります。
毎日木材に触れている者から見ると、中温乾燥と高温乾燥は見た目から全く違っています。
杉床すぎもく・窓枠等は、すべて中温乾燥材です(^-^)
約2年前に杉床すぎもくを施工された施主様のガレージです。
杉床すぎもく30mm厚で、土足で使用されています。
2年経過後も、実(さね)の隙間も広がらず
良い感じになっています(^-^)
時間の経過とともに、味わいが出てくるのが
無垢材の魅力ですね。
原木市場で仕入れた丸太の皮向きをします。
白い部分が辺材。赤い部分が心材。
製材中。
辺材部分
源平部分(辺材と心材の混ざった場所)
心材部分
ここで重要になるのが、製材の方法です。
丸太を板にするだけの作業に見えますが、木は1本1本違うので
全て 杉床すぎもくが取れるわけではありません。
このように、色の黒いものや
シミの入ったもの
他にも、色々と見極めるポイントがあり、杉床すぎもくにならない部分は
違う部材に製材します。
その種類は、200種類以上あります。
その中から、杉床すぎもくに適した部分を選びます。
その為、杉床すぎもく用の丸太を購入しても
中には、違う部材になることもあります。
考え方として、魚を捌くのに似ているかもしれないですね。
製材前に丸太を見極め、それぞれに適した部材に製材します。
そして製材した原板は、木材人工乾燥機に入れます。
最近のコメント