おぎもくブログ

カテゴリー: 木材の不思議

土足使用にされています。

 

 

約2年前杉床すぎもくを施工された施主様のガレージです。

 

 

 

 

 

 

杉床すぎもく30mm厚で、土足で使用されています。

 

 

 

 

2年経過後も、実(さね)の隙間も広がらず

良い感じになっています(^-^)

 

 

 

 

時間の経過とともに、味わいが出てくるのが

無垢材の魅力ですね。

 

 

 

杉床すぎもく 製材

 

 

原木市場で仕入れた丸太の皮向きをします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白い部分辺材赤い部分心材

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製材中。

 

 

 

 

 

辺材部分

 

 

 

 

源平部分(辺材と心材の混ざった場所)

 

 

 

 

 

 

心材部分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで重要になるのが、製材の方法です。

丸太を板にするだけの作業に見えますが、木は1本1本違うので

全て 杉床すぎもくが取れるわけではありません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように、色の黒いもの

 

 

 

 

 

 

 

シミの入ったもの

 

 

 

 

 

 

 

他にも、色々と見極めるポイントがあり、杉床すぎもくにならない部分は

違う部材に製材します。

その種類は、200種類以上あります。

 

 

 

 

 

その中から、杉床すぎもくに適した部分を選びます。

 

 

 

 

その為、杉床すぎもく用の丸太を購入しても

中には、違う部材になることもあります。

 

 

 

 

 

考え方として、魚を捌くのに似ているかもしれないですね。

製材前に丸太を見極め、それぞれに適した部材に製材します。

 

 

 

 

そして製材した原板は、木材人工乾燥機に入れます。

 

 

 

 

 

杉床 すぎもく実験中 途中経過

 

10月3日の状態です。

 

 

 

 

 

現時点で、カビが発生していないのは

杉板 中温乾燥オスモフロアクリアを塗装と

桧板自然乾燥です。

 

 

同じ杉の乾燥材でも、中温乾燥高温乾燥大きく違いが出ています。

 

 

 

 

 

こちらは、杉床 すぎもくの途中経過です。

 

 

杉床 すぎもく実験中 途中経過

 

 

9月21日の状況です。

 

 

16日が経過。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

杉 中温乾燥木材にオスモフロアクリアを塗装したものと

桧板 自然乾燥カビが発生していません。

パンのみは、わかりづらいですが、うっすらとカビが発生しています。

 

 

 

 

 

 

こちらは、1か月と11日が経過。

 

 

 

 

 

 

 

 

杉床 すぎもくシリーズは、いずれもカビが発生していません。

 

中温乾燥による木材を傷めない乾燥方法が影響していると思われます。

 

引き続き実験していきます。

 

 

 

 

杉床すぎもく 実験中

 

 

2018年8月10日(金)(株)おぎもく事務所にて

杉床すぎもくさくら無垢フロア建材フロア

密封容器に入れ、それぞれにパンの切れ端を入れました。

 

 

 

 

 

わかりづらいですが

左から建材フロアさくら無垢フロアすぎもく15すぎもく30すぎもく39になります。

 

 

 

 

 

 

杉の特性として、調湿性空気の浄化作用などがどのようになるかの実験です。

 

 

 

 

 

8月21日(火)の状態。

 

 

 

 

 

 

 

合板フロア、さくら無垢フロアは、カビが発生しています。

 

 

 

 

 

 

 

杉床 すぎもくは変化がありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

引き続き実験していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

杉丸太

 

杉床 すぎもくの原料である杉の丸太を木材市場で仕入れますが

杉は、とにかく個体差が大きいですね。

 

 

木材市場で競り方式で仕入れます

 

 

 

 

色の良いなるべく素直な杉を競り落とします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

杉は、辺材と心材色の境目がはっきりしていて

心材の赤身の色も丸太によって違います。

 

 

 

辺材が白い部分心材が赤い部分

心材の赤身も色々な色があります。

 

 

 

心材が綺麗な赤身の杉丸太。

 

 

 

少し色の濃い心材

 

 

 

 

 

製材すると、更にわかりやすくなります。

5枚の心材の杉の板の内、右側2枚と右から5番目は真っ黒。

 

 

 

 

 

色の綺麗な丸太を順番に製材した場合。

中央の4枚の板で左側2枚が辺材部分。

右側2枚が心材部分になります。

 

 

 

 

 

杉床 すぎもく用の原板

 

 

 

 

このように黒っぽい板もあります

こちらは、すぎもく以外の用途に使用します。

 

 

 

このように、杉丸太は個体差が大きいので

職人により、1本1本吟味して製材します。

 

 

 

寒さで丸太も凍ります

 

氷点下の日が多く、丸太に含まれる水分が凍っています。

 

 

辺材(白い部分)が凍っています。

 

 

 

 

 

 

丸太が凍ると製材時に鋸が真っすぐに通りにくくなり

効率が落ちてしまうので、毎年恒例の事とは言え

製材が難しい時期です。

 

 

 

ただ、寒い時期は虫やカビなどで丸太が傷むことはないので

丸太の保管には良い時期ですね。

 

 

 

傷が付かないフローリングとは

 

フローリングの話になると、ほぼ必ず言われる言葉があります。

 

それは

 

傷が付かないフローリングが欲しい

 

 

 

 

 

 

一番傷が付きにくいフローリングは、新建材です。

新建材とは、集成材など板を張り合わせたもので無垢材ではありません。

そして、無垢材だとウレタンなどで塗装したフローリングやオークなど固い樹種

のフローリングがあります。

 

 

 

おそらく、傷の付かないフローリングと言うと、この辺りを勧められると。

 

 

 

 

 

しかし、メリットだけでなくデメリットまで説明される方は

そう多くないのでは。

 

 

 

新建材は傷が付きにくく種類も多いですが、接着剤を使用している為

調湿作用はありません。

 

 

ウレタン塗装は傷は付きにくくなりますが、調湿作用が遮断されるため

湿度が調整出来なくなり、無垢材にとっては良くない状態になります。

 

 

広葉樹などの固い樹種のフローリングは、傷が付きにくいです。

固い木が多い為、足にかかる衝撃も針葉樹に比べ大きく、また比較的高価なものが多いです。

 

 

 

 

 

一方 杉 無垢フローリングは柔らかいです。

 

 

柔らかいということは、傷も新建材や広葉樹に比べ付きやすくなります。

しかし、柔らかいということは、足にかかる衝撃も緩和します。

足にかかる衝撃は、実際に体験しないとわからないですが、大きく違います。

 

 

 

そして、無垢材ならではの木の香り調湿作用抗菌作用などがあります。

しかし目に見えないものばかりなので、実際に住んでみないと

わかりにくい面もあります。

 

 

 

このように、いろいろと特徴があります。

また傷に関しても、人によって見方が大きく違ってくるので

どれを優先するかで、フローリング選びが変わってくると思います。

 

 

 

 

 

中温乾燥にこだわる理由

 

杉床 すぎもくは、全てのグレードを中温乾燥で乾燥しています。

 

 

じっくりと乾燥させるため、時間や手間がかかりますが

こだわる理由があります。

 

 

 

ひとつは、施工後の反り・曲りを生じさせない

自然乾燥だと、どうしても乾燥にバラつきが起こり

安定した製品になりません。杉床 すぎもくは、乾燥後ももう一度

含水率のチェックをして、含水率の高いものは製品に入れません。

 

 

 

もう一つは、施工後の施主様の生活です。

森林浴と言う言葉があるように、木には心を落ち着かせる成分があります。

しかし、高温乾燥だとその成分の多くが無くなってしまい、無垢材本来の良さが出ません。

 

 

 

フローリングは、見た目ではわかりづらいですが、施工後の施主様のアンケートで

「子供が風邪をひかなくなった」

「不眠症が治った」

 

 

等の喜びの声を頂いております。

 

 

これからも、木の特性を生かした製品づくりをしていきます(^-^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC_0044

凍結丸太

 

この時期になると、毎年恒例の凍結丸太が出てきます。

凍結丸太とは、丸太の辺材部分水分が凍っている丸太の事です。

 

 

こちらは、普通の丸太

 

 

 

 

こちらが凍結丸太

辺材部分(白い部分)が凍ってます。

 

 

凍結丸太は、製材時に鋸が真っすぐに進まない時が多いので

慎重に製材します。

 

今年は雪が多いせいか、多くの凍結丸太が出ていますね。