ピタゴラスの定理(三平方の定理)と聞くと、木材とは関係ないようですが実はよく使っています。
ピタゴラスの定理とは、直角三角形の直角を挟む2辺の2乗の和は
斜辺の2乗に等しい。ということで式で表すと
X²+y²=Z² になります。
よけいにややこしくなりましたが
例えば、構造材で120mm×240mmのサイズを製材するときに何cmの丸太が1番効率的か計算するのに使います。
このように製材するとき何cmの丸太が必要かを計算します。
このZの数値が分かれば、丸太の径がわかります。
まず、ピタゴラスの定理にあわせて
X=120mm Y=240mmなので
Z²=X²+Y²より
Z²=(120)²+(240)²
Z²=14,400+57,600
Z²=72,000
Z=√72,000
Z=268.328
Z=26.8cm
となります。
つまり、直径26cm~28cmの丸太で
120mm×240mmの構造材が取れる計算になります。
確か、中学校くらいでピタゴラスの定理を習った気がしますが
まさか、実際に使うとは思っていませんでした
最近は、√の付いた電卓も減ってきているので、電卓を探すのも
一苦労です。
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