一般的に製品のサイズが小さいものほど 乾燥後の反り・曲がりが大きくなります。
特に 天井仕上げの下地材である野縁(のぶち)などは、35mm×35mmのサイズ
なので、反り・曲がりの確率が高くなります。
その為、乾燥材でもAD(天然乾燥)の製品が多く出ています。
ただ、天然乾燥はなかなか乾燥が進まず、実験しましたが
きちんと乾燥するまで、夏場でも最低3カ月。11月~2月頃は、ほとんど乾燥しませんでした。
杉 野縁(9入り)
サイズが小さいものは、木のクセが大きく影響します。
これは、真直ぐですが。
クセのある丸太からだと。
このように大きく反り・曲がりが生じます。
これは、自由水がなくなり 結合水が乾燥することにより起こる現象です。
>(株)おぎもくでは、木のクセを見極めて製材しています。
丸太は、同じように見えても1本1本すべて違うので、適材適所で製材すると
大きく反るような製品は、ほとんど出ません。
コメントを残す