製材とは、丸太を板や角材にするだけと思っている人が多いと思いますが
実は、全く違います。
と言うのも、丸太は自然素材の為 個体差が大きく製材後の製品を比べるとかなり違ってきます。
また、同じ丸太でも 心材、辺材部分で色合いなども大きく変わってきます。
その為、フローリングを製材するには 木材市場での丸太の仕入れが重要になってきます。
木材市場では、セリ方式で1番高い価格を提示した買い方にセリ落とされる仕組みです。
その為、セリ前に 丸太の状態を確認して製品をイメージします。
木材市場。
多くの丸太があります。
このように、何本かの固まりになっていて、固まりごとにセリを行います。
丸太に張り付けてある紙に、本数、㎥(立方メートル)、長さ、直径のサイズ、産地等が記入してあります。
セリ開始前に、丸太の品質をチェックします。
これは18本でひとつの固まりですが、1本1本違うので総合的に判断します。
セリ風景。
1番高い価格を表示した買い方に競り落とされる仕組みです。
そのため、どんどんセリ上がるときもあります。
フローリングに適した丸太は少な目なので、しっかりとチェックします。
そして、いよいよ競り落とした丸太を製材工場で製材します。
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