木材の乾燥度を測る単位として含水率があり%で表しますが
よく湿度と勘違いされます。
今回は、その違いを
まず、湿度とは大気中に含まれる水蒸気の量で0~100%で表します。
100%になると、水になり結露等がおきます。
一方、含水率は木材の重量に対して含まれる水分の量です。
例えば、100gの木に100gの水分が含まれていれば
含水率は、100%になります。
もしも、100gの木に150gの水分が含まれていれば
含水率は、150%です。
つまり、含水率は、100%を超える事があります。
ちなみによく使用される 杉柱3.0m×120mm×120mm
で含水率が100%の場合、柱に含まれる水分量の計算をすると。
柱の材積=3.0m×0.12m×0.12m
=0.0432㎥
この値に杉の気乾比重0.38を掛けます。
0.0432×0.38=0.016416t
=16.4kg
水1リットルが1kgなので、含水率が100%の場合
1本の柱の中に約16.4リットルもの水分が
含まれていることになります!!!
杉柱。
含水率100%だと1本に約16.4リットルもの水分が。
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