杉床すぎもくを施工された施主様から、「風邪をひかなくなった」「不眠症が治った」
等の声を多く頂いています。
そこで、調べてみると実際に杉材で実験をした論文を見つけました。
[木材学会誌 Vol,55 No.2 p.101-107 (2009)]
木質空間およびビニル空間における疲労・ストレスの緩和効果
生化学的・心理学的指標による比較
これは、男女20名を被験者として、心理的指標および唾液中の生化学的指標を測定した実験です。
実験内容は、木質空間とビニル空間を用意し、精神的労作後の急性の疲労感やストレスに対する緩和効果を心理的および生化学的指標を用いています。
結論として
1 木質空間では、活気を除く、緊張・不安・抑鬱・落込み・怒り・敵意・疲労・混乱の
ストレス状態を示す、全ての項目で入室30分後に平均得点が有意に低下した。
2 ビニル空間では入室前後での有意な差は確認されなかった。
興味深いのは、木質空間の特徴として感情面に何らかの影響をもたらすことが示唆された。
それは「視覚によるここちよさ」「杉材の発する芳香」が考えられると書かれていた事です。
杉が本来持つ成分が、大きな効果を持っていると思われます。
コメントを残す