意外と知られていないことですが、杉には、環境汚染や健康被害の原因として
問題とされている2酸化窒素(NO₂)を分解する機能があります。(平成15年11月1日 日刊木材新聞の記事より)
NO₂は、自動車排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOⅹ)の主要な成分で
酸性雨や光化学スモッグに影響があり、NO₂は、呼吸器疾患の原因にもなっています。
以前、石原元都知事が煤の入ったペットボトルを振り回して
「こんなものが都内で1日12万本も出ています」と会見していたので、覚えている方もいるのでは。
その中で杉は、NO₂を分解する機能が圧倒的に高いことがわかりました。
その数値は、NOx 除去率 91.2%
NO₂ 除去率 96.5%
桧は、 NOx 除去率 23.4%
NO2 除去率 27.4%
なので、いかに杉の除去率が優れているかわかると思います。
つまり、杉をふんだんに取り入れた家では、電気代などの費用が一切かからずに
部屋の空気を綺麗にする効果があるということです
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