おぎもくブログ

杉構造材の製材

 

 

 

杉の構造材を製材しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

面白いもので、同じ杉の丸太でも構造材に向き・不向きがあります。

 

 

 

 

 

 

 

製材後は、乾燥機に入れて乾燥しますが

杉構造材中温乾燥している製材所は、ほとんどありません

 

 

芯持ち材を中温乾燥すると、製品の表面に割れが生じることがあります。

一方、高温乾燥は、表面割れは少ないように感じますが

内部割れを起こしている場合が多いです。

 

 

高温乾燥のほうが、見た目は割れが少ないように感じるので

高温乾燥を採用しているところがほとんどですが

木材が本来持っている成分も飛ばしてしまうので

製品をみると、木というよりも木みたいなものに見えます。

 

 

 

 

 

 

コストや見た目だけで選ぶと高温乾燥になるかもしれませんが

何年も住む施主様のことを考えると

住む人の健康に優しい中温乾燥材が最適だと思います。

 

 

 

 

 

 

ありがたいことに中温乾燥材だからと、注文を頂けるお客様が増えています(^-^)

 

 

 

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