現在、施主様の希望をふんだんに取り入れた家を建築中です。
無垢材を多く取り入れ、フローリングも当初は合板の予定から、無垢フローリングになりました。
手間が多少増えた為、大工さんは、少し?大変みたいですが(^^;
近々写真をUPしていきますのでお楽しみに(^0^)
月: 2007年7月
家のにおい
普段、においについては、あまり気にする人はいないかもしれませんが、
かなり重要な部分です。
木をたくさん使った家は、いい香りが漂っています。
実際木のにおいは、テルペン類と呼ばれる成分が主成分で、
αーピネンとβーピネンが多くを占めています。
αーピネンは木から発散する成分として森林浴の空気中にも存在します。
これらが、リラックスした気分をつくり出します。
一方、化学物質を放散する建材や内装材を使用した家は、VOC(揮発性有機化合物)を含んでいます。
このVOCがシックハウス症候群を引き起こす原因のひとつとも言われています。
厚生労働省では化学物質の室内濃度指針値が定められてはいますが、
暫定目標値となっています。
もし、住宅展示場などを見られる場合は、においにも注目してみてください。
新聞に載りました
7月11日の産経新聞に ”あさごふれあいプール「くじら」”が
農林水産大臣賞受賞と新聞に載りました。
この建物は、当社が納めた木材も使用されています。
普通の建物と違って、木材のサイズもかなり大きいです。
その為、製材に携わった人の中には腰痛になった人も・・・(^^;
朝来市(旧朝来町)にありますので、興味のある方は、ぜひお立ち寄りください(^0^)
ちょっと家の話を
最近、ハウスメーカーと工務店さんが建てる家の違いは何かと
聞かれることが増えてきました。
少し乱暴かもしれませんが、ハウスメーカーの家は建てた時が
一番良くて、工務店さんの家は,住むほどに味わいが出てくる
と言う事だと思います。
ほとんどのハウスメーカーは、集成材を使用しています。
木の家ではありますが接着剤で張り合わせてある為、工業製品に近いです。
その為、経年劣化していきます。
一方工務店さんの家は、無垢材使用の家が多く
年月が経つごとに木の色も落ち着き味わいが出てきます。
また、木の香りもするので”癒し”の効果も期待できます。
もちろん、ハウスメーカーでも無垢材使用の家もありますし、
工務店さんでも集成材使用の家もあるので、
家を建てる方は、デザイン、値段等以外に住み心地を考えてみてはと
思います。