おぎもくブログ

月: 2008年4月

屋根ができました。

富田工務店様Y邸も順調に進んでいます。

垂木、化粧板も綺麗に収まっています。

こちらは、竹で壁の下地を作っています。

経年変化

住宅も年月が経つほどに変化します。
住宅は出来上がった時も素晴らしいですが、
無垢材使用の家は時が経つにつれ、なんともいえない味わいが出てきます。
例えば、色合いもだんだんとなじんでくるので、落ち着いた感じになります。

 こちらは新築時
時が経てばほとんどのものは劣化していきますが、
無垢材は味わいが深くなる数少ない素材だと思います。
今回写真が間に合いませんでしたが、次回その写真を掲載しようと思います。

含水率とは???

含水率とは、木材に含まれる水分量で、
例えば100gの木材に100gの水が入っていると含水率100%になります。
少し専門的になりますが、木材に含まれる水分には自由水と結合水があり
自由水は細胞内腔に含まれる水分で、結合水はリグニン、セルロースに結合している水分です。
言葉にすると難しいですが、簡単に言うと、スポンジに水を含ませた状態です。
スポンジを絞ったときに出る水分が自由水でスポンジを形成している水分が結合水です。
水分は、まず自由水が無くなってから結合水が無くなります。
そして、木材の変形は、結合水が無くなる事によりおきます。
自由水が無くなるのが、含水率が約30%なので逆に言うと30%以上だと木材の変形は起こりません。。。
施工後にフローリング等が変形すると言った話を聞くことがありますが、
おそらく含水率30%前後の材を使用したのでは?

コウノトリ

コウノトリを見に豊岡市の「コウノトリの郷公園」に行ってきました。
数が激減し国の特別天然記念物に指定されていて、野生復帰の為の施設です。

 こちらは剥製
驚いたのは、保護する施設に屋根がなかったことです。(自由に外に出れる?か飛べない?)
 こちらは本物

こだわりの中温乾燥

おぎもくでは、中温乾燥にこだわっています。
現在の乾燥の主流は高温乾燥で、これだと納期も短く燃料代などのコストも少なくなります。
しかし、高温乾燥は、木材が本来持っている耐朽性や殺蟻成分が消失・減少します。
これは、「高温乾燥によるスギ材心材抽出成分の量的変動」
という研究論文にも載っています。
また、内部割れや強度の低下のおそれもあります。
結果的に、寿命の短い家になるのではないかと思われます。
家は、一生に一度の大きな買い物です。
おぎもくではこれからも「木材・住む人に優しい中温乾燥」を続けていきます。

丹波新聞に掲載

4月13日の丹波新聞に当社が掲載されました。

技あり!!と言うコーナーで、中温乾燥に対するこだわりなど紹介されました。
最近では、施主の方が直接相談に来られることが増えてきてます。
おぎもくでは、住宅相談も随時承っているので、御気軽に御相談ください。

ひと段落

富田工務店様の上棟もひと段落です。

木の香りがぷんぷんしてます。
徐々に出来上がっていくのが楽しみです。。。


春本番!!!

桜がこの辺りも咲き始め、春らしくなってきました。

 満開!!
お花見シーズン真っ盛りですね!!!

いろり

リフォームで囲炉裏の部屋がありました。
最近では、かなり珍しいです。



床と壁材に杉を使用しています。
木材の香りが心地よいです。画面では伝わらないのが残念・・・

上棟

4月吉日 篠山市で富田工務店様の上棟がありました。
 

構造材は杉を使用し、内装にも無垢材をふんだんに利用した家です。
少しずつUPしていくのでお楽しみに(^0^)