おぎもくブログ

月: 2010年12月

恒例の

 毎年 恒例の大掃除なんですが、年明けすぐの納期の注文が入ったので
製材しています。

別注サイズ注文で、長さも2mから7mまでいろいろあります。


結構、いろんなサイズがあるので、置き方にも工夫をしなければいけませんな

製材の合間に掃除も頑張りました!!

来年は、1月5日(水)から仕事初めなのでよろしくお願いします。

年末・年始休業日のお知らせ

 
年末・年始の休業日を勝手ながら下記の通りとさせていただきます。

12月30日(木)~1月4日(火)

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

試合

 和久湧久工房(わくわくこうぼう)での卓球の練習の成果を試すべく、東京まで新体連全国大会に行ってきました。

東京と言えば、今は東京スカイツリーですねっ!!

試合は、東京体育館でありました。


結果は、3人リーグ戦で全員1勝1敗でセット率も同じで得点率の結果・・・・・

予選リーグ敗退でした
しかし、同レベルの人が多いので、やり込めば可能性はありそうです。
また、来年出れるように
!!

杉 大径丸太

直径 60cm以上杉 丸太を競り落としてきました。


直径50cmくらいまでは、木材市場にもよく出ていますが60cmを超えるとかなり少なくなります。
80cm超えは、ほとんど見ません。

今回、最も径の大きかった丸太で、直径68cmあります。

このサイズもなかなか無いので、1月8日(土)(株)おぎもくの初市に丸太のまま展示する予定です
こちらは、前回競り落とした杉 丸太を製材したものです。
巾600mmの板が取れました。

ほぼ生き節で、良い色をしてます

けやき

 丹波林産振興センターで大きい欅(けやき)がありました。

とにかくでかい。
フォークリフトも1台では、上がらないようです。
市場まで持ってくるのも大変そうですね


来年の初市に出品される予定です。

通し柱 製材

 桧の通し柱の製材をしています。
管柱の3mに比べ長さが6mなので、直材を探すことが非常に重要になります。
木材市場では、山積みの状態が多いので、時間をかけてよく見ます。

このように、木の皮をむいて1列にすると良くわかるのですが・・・

製材。
まっすぐに見えても、微妙な曲がりやクセがあるので見極めて製材します。


競りで買う時に、丸太の曲がり、クセ、節の状態、虫害の有無、等を良く見て
競り落としますが、最後は製材してみないと分からない部分もあります。


狙い通りのものが取れると、やっぱりうれしいですね

おぎもく新春初市のお知らせ

 恒例の(株)おぎもくの新春初市2011年1月8日(土)に開催されます!!

今回は、各メーカーコーナーを和久湧久(わくわく)工房で開催します。

また、お買い上げの金額に応じて様々な特典が用意してあります
詳細等は、各担当の営業にお問い合わせください。

更に、女性スタッフの提案により、粗品に丹波名物の丹波ロールを用意しています
(数に限りがあります)

高塀

 丹波市の酒井工務店様が高塀を施工されています。


以前、ブログで紹介した鎧(よろい)張りを使用しています。
フローリングの原板と同サイズの杉 無垢中温乾燥木材を加工しています。


押え縁は、酒井工務店様が加工されてます!!


杉独特の赤味がいい感じを出していますね

乾燥木材とは?②

 

木材に含まれる水分は、大きく2つに分かれます。
それが、自由水結合水です。
自由水とは、普通の水のことです。
一方、結合水は、木材の分子と結びついている水のことです。
言葉にすると難しいですが
例えば、スポンジに水を含ませた状態と考えると、含ませた水が自由水で
スポンジを形成している分子を結び付けているのが、結合水です。
木材の乾燥は、まず自由水が抜け自由水が無くなると
結合水が抜けていきます。
自由水が完全に抜けた状態で、含水率は約30%で繊維飽和点と言います。
ここで、前回の疑問ですが含水率150%がありえるかと言えば
ありえます。
含水率は、重量比のため木材が100gでも水分を150g含めば
含水率150%になります。

乾燥木材とは?

最近は、乾燥木材と言う言葉が、なじんできたように思いますが
まだまだ、ファジーな感覚で使われているように思います。

そこで、乾燥木材について書こうと思います。
まず、乾燥木材とは、文字通り木材を乾燥させたものです。
そして木材の乾燥度合いは、含水率(がんすいりつ)で示します。

含水率とは、木材に含まれる水分の重量比のことです。
例えば、100gの木材に水分が50g含まれていると
含水率50%になります。

含水率計。
この機械で、含水率を計ります。

そうすると、含水率90%の木材が含水率50%
になれば、乾燥木材と呼べるのか?
含水率100%超える木材もあるのか?
など、いろんな疑問が出てきます。
これらの疑問を少しずつ書いていこうと思います。