おぎもくブログ

月: 2011年6月

門 塀

 

丹波市酒井工務店様が、を施工されています。

骨組みは、すべて、材です。

門と塀は、都会の方では、少なくなったり、アルミ材などで施工する場合が多いですが
丹波市では、まだまだ健在ですね

木造は、やはり風情があります

上棟されました!!

 
南丹市(株)木工舎(きこうしゃ)(旧木村工務店)が6月5日(日)に上棟されました。

すべて、京都府産材で、オール桧です。


ほとんどの丸太を、丹州木材市場で競り落としました。
丹州材なので、福知山、綾部、大江辺りの木材ですね

すべて、人と木材に優しい中温乾燥で仕上げています。

そのため、桧の香りがプンプン漂っています

杉 構造材 製材

 
前回の桧 構造材に続いて、杉 構造材を製材しています。


桧と比べて、色の赤味が多いですね。


桧と比べてみると。。。

杉は、製材時には、写真のように辺材と心材の色の区別が はっきりしてますが
時が経つにつれ、柔らかい色合いになり、趣が出てきます

これは??

 
丸太の写真ですが。
良く見ると、白っぽいものがちらばっています。

これは、が丸太を食いつぶした残骸です。
写真では、分かりづらいですが、小さな穴がポツポツ開いています。

これが、本当にやっかいで、丸太の価値が一気に下がってしまいます。
深く虫が入ってしまうと、その部分は、製品として使用できなくなります。

もしも、無節の部分に、虫が入ってしまったら・・・

その為、丸太の管理に注意が必要な時期です。
改めて、木材は生き物だと実感しますね。

乾燥機入れ

 
製材した桧 構造材木材人工乾燥機に入れます。


本当は、積み上げた写真を撮る予定でしたが、すでに乾燥機の中に入った後なので
今回は、乾燥機内部からの写真です。




乾燥機を起動させる前の状態です。

中温乾燥でじっくりと乾燥させるので、約10日間かかります。
高温乾燥だと数日で乾燥が終了しますが
品質の変化などを考えると、できません。

職人としての意地と誇りですね

桧 構造材 長尺

 
前回は、長さ4m以下の桧の製材でしたが、今回は、5m以上の長さの構造材を製材しています。

こちらは、長さ6m
長くなる分、バランスも悪くなるので慎重に運びます。


5m以上の長さの丸太は、前回入れ替えた機械で製材します。


製材後、木材人工乾燥機でじっくりと中温乾燥します。

桧 構造材

 
桧の構造材を製材しています。


以前に比べ、4m以下の長さならば、価格は落ち着いてきました。
少し前までは、桧で構造材と言うと大工さんは、「高いやろ」
と返事が返ってきましたが、
今では、「こんなに安いんか」と言われることもあります。
(さすがに6m以上の太い木は、高いですが)

製材中。

杉と比べると、白っぽいのが特徴です。

京都丹州木材市場

 
京都丹州木材市場行ってきました。


あいにくの雨です。
雨は、丸太の小口の色が変わり、虫が木を食べた形跡も消してしまうので
結構やっかいです。

前回、書いたように木の皮が剥けているものが、多くなっています。

雨の日は、めっちゃ滑りやすく、氷柱の上に乗ってるような感じです。
毎回、誰かは、こけます

丸太にとって良くない時期なので、桧の相場は下がっていますが
杉は、下がる気配がありません。

は、用途がある程度限られていることもありますが、
は、外材を製材してた製材所が杉に切り替えた所も多く
また、用途が多くあるので、価格は安定するのでは?