おぎもくブログ

月: 2024年3月

杉無垢フローリングの選び方 丸太編

 

杉無垢フローリングは品質・価格等色々な商品が出ていますが理由の一つに

杉は個体差が大きい事があげられます。

 

丸太も同じように見えますが、かなり特徴があります。

 

 

 

 

こちらは表面に節が無くまっすぐしています。

表面の節が無く、真っ直ぐで冬目の太くないものが、フローリングを取るのに適しています。

 

 

 

 

 

 

こちらは表面に節が出ていて、製材すると大きな節が表面に出ます。

 

 

 

 

 

 

この丸太は一見真っ直ぐに見えますが大きく曲がっていて

製材の方法によっては製材後に製品も曲がってきます。

 

 

 

 

 

 

 

次は丸太の小口です。

色合いが良く年輪も綺麗な円になっています。

冬目も太くなくて素直な丸太です。

 

 

 

 

 

 

こちらは色が黒く1枚目の写真は年輪に沿って割れが生じています。

 

 

 

 

 

 

少しわかりにくいですが、冬目が太く円の形も歪ですね。

このような丸太はクセが強く、製材方法を間違えると曲がった製品になってしまいます。

 

 

 

こちらも円の形が不規則で色も黒いです。

 

 

 

 

 

 

製材すると、それぞれのクセの強さが出て様々な表情が出てきます。

丸太の特徴によってはフローリングに不向きな丸太も有るので

フローリング以外の製品に製材します。

 

この見極めによって、製品が大きく違ってきます。

化粧横タルキ

 

舞鶴市大滝工務店様の新築現場です。

11月に設計士様や工務店様と一緒に材料検査を受けた横タルキです!!

 

 

このようにして検査を受けました

 

 

 

 

登り梁に水平に並べられた60×180現し化粧垂木がいい感じに仕上がっていました!!

寝室の天井は登り垂木の60×210を現し化粧で使用されています。

 

 

 

 

 

横垂木をかけられている登り梁の継ぎ手は、追掛け大栓継ぎにされています!!

大工さんの手仕事で匠の技を感じます。

 

 

設計士様が中温乾燥材を指定され、大工さん・プレカット工場とそれぞれが集結された素晴らしい物件でした!!

 

追掛け大栓継ぎが出来たのも中温乾燥材だから出来たとの言葉を頂き嬉しかったです。