おぎもくブログ

カテゴリー: 含水率

杉 構造材の加工

 

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

杉 構造材の加工中です。

 

 

こちらは加工前。

中温乾燥でじっくりと乾燥し、乾燥後は1か月以上の養生期間を置いているので

木材も安定しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プレナーと言う機械で、四面仕上げをします。

削る部分を考え、材のセッティング位置を確認します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加工後の 杉構造材です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中温乾燥で丁寧に乾燥しているので、辺材と心材(白い部分と赤い部分)がはっきりわかります。

そして中温乾燥により木材の本来の成分が残っているので、加工現場では杉の香りに溢れています。

 

 

 

板塀

 

 

丹波篠山市の(株)中井工務店様の施工現場です。

 

板塀を施工されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土台棟木は、桧の中温乾燥木材です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

板塀は、杉の12mm厚 上小グレードです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あいじゃくり加工で、隙間を無くしています(^-^)

 

 

 

 

 

 

 

床の下地に杉床すぎもくを

 

 

新建材や合板を使用できない施主様の為に、床の下地に

杉床すぎもく39mm厚 Sグレードを捨て貼りにされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

一般的には、24mmや28mmの厚合板を剛床の下地に使用されますが

無垢材を下地にすると、調湿作用断熱効果抗菌作用もあり

住み心地の良い家になります。

 

 

 

 

 

 

 

Sグレードは、下地材用ですが、わずかな削り残しや欠け節などがあるだけで

よく、良いものを間違えて持ってきたのでは?と言われます(^-^)

 

 

含水率とは???

含水率とは、木材に含まれる水分量で、
例えば100gの木材に100gの水が入っていると含水率100%になります。
少し専門的になりますが、木材に含まれる水分には自由水と結合水があり
自由水は細胞内腔に含まれる水分で、結合水はリグニン、セルロースに結合している水分です。
言葉にすると難しいですが、簡単に言うと、スポンジに水を含ませた状態です。
スポンジを絞ったときに出る水分が自由水でスポンジを形成している水分が結合水です。
水分は、まず自由水が無くなってから結合水が無くなります。
そして、木材の変形は、結合水が無くなる事によりおきます。
自由水が無くなるのが、含水率が約30%なので逆に言うと30%以上だと木材の変形は起こりません。。。
施工後にフローリング等が変形すると言った話を聞くことがありますが、
おそらく含水率30%前後の材を使用したのでは?

水分量(含水率)



この写真は、とある家のフローリングを上から撮ったものです。
写真では分かりずらいですが、約1cmの隙間がありました。
おそらく、含水率が30%以上の材を使用したと思われます。
なぜなら、木材の乾燥による反り、曲がりは約25%から起こるからです。
含水率を12%以下まで落とし、反った後加工すれば
このようなことはほとんど起こりませんが、含水率の高いままで加工すれば、
写真のように、いつのまにか隙間が開いてきます。

柱に含まれる水分量

今回は、1本の柱にどのくらい水分が含まれているか計算してみました。
樹種は杉でサイズは、住宅に多く使用される 3.0m×12cm×12cmとします。杉の比重が0.38なので、
体積に比重をかけて見ると・・・
含水率が100%の場合、約16.5リットルもの水分が含まれていることになります。
木材の推奨含水率である15%だと約2.5リットルなので、
その差は、約14リットル!!にもなります。
更に、これは1本に含まれる量なので、60本使用の家だと・・・
では、含水率30%くらいならどうかと言うことになりますが、その話は次回で。

杉柱

木材の水分量

木の家に住んでしばらくしてからフローリングに隙間が出来たとか
ドアが開きにくくなったというような話を聞いたことはありませんか?
これらは、木が乾燥し収縮などの変形を起こしている為です。
最近では、手軽に木材を購入出来るようになりましたが、
その中で曲がっている材もよく見かけると思います。
そのせいか、木材は曲がるものと認識されている方が多いと思います。
しかし、1度きちんと乾燥させた木材は、それ以降ほとんど
曲がり、反りを起こしません。 
残念なことに、あまり一般的に認識されていないのが現状です。
15mm きちんと乾燥するとここまで反ります。
その後加工するとほとんど反りません。