杉床 すぎもく15をM様邸へ納材しました。

少しわかりにくいですが、エンドマッチ加工です。


また一軒、快適な暮らしのお手伝いが出来ます。
お施主様の喜ばれる笑顔が見たいですね

カテゴリー: すぎもく
壁のリフォーム用に
福知山市の今福工務店様が、杉床 すぎもくを引き取りに来られました。

厚みは15mm、Fグレード(節有 赤勝ち化粧材)で
壁のリフォームに使用されます。
すぎもく搬入
今井建築様のリフォーム現場に 杉床 すぎもく30を納材しました。


施工前の貴重な?写真です。
施工後の写真も楽しみですね
杉 無垢フローリング経年変化
(株)おぎもく内の和久湧久工房(わくわくこうぼう)で、杉床 すぎもくを展示しています。

施工したのが平成22年1月なので、約6年経過しています。

上小グレード

Fグレード(節有化粧材)

色合いが良い感じに馴染んでいます
そして、実(さね)の隙間がほとんど開いていません。
見る人が見ればわかりるのですが、展示用なので壁に当てず、フリーの状態で施工しています。
つまり、普通の施工より反りやすい状態になっています。
実が開かないのには、理由があります。
これは、木材と乾燥のメカニズムが関係してくるので、説明が少しややこしくなってきますが
次回より、少しずつ書いていきます。
加工
1か月以上の養生と補修の後、いよいよ加工に入ります。
木の向きを確かめながら、加工します。
本実(ほんざね)加工で、フローリングの厚み部分に凹凸の形の加工をします。



加工後に最終選別をします。
このように最終製品になるまで、丸太の選別から約2か月の時間がかかります。
乾燥時間や養生期間を短くすれば、短期間で出来ますが
施工後の反り・曲りの防止や木の本来の成分を残すことを考えると
時間短縮は難しいですね。
もちろん在庫はありますので、注文から2か月かかるということではないです



養生・補修
杉床 すぎもくを中温乾燥で約1週間じっくりと乾燥します。
乾燥後は、屋根付きの倉庫で最低でも1か月以上養生します。
これは、木材の含水率を安定させるためで、養生期間が短いと含水率が低くても
施工後の反り等が生じる原因にもなります。
そして、養生中に製品の補修もします。

乾燥により、節が欠ける事などがあるので1枚1枚チェックして、製品の補修をしていきます。
欠けた部分などは、無溶剤のパテで補修します。
そして、乾燥により製品の状態が変わることもあるので
ここでも等級の選別をします。
そして、1ヶ月以上の養生後、加工に入ります。
中温乾燥
製材した、杉床 すぎもくを木材人工乾燥機に入れます。

等級の選別も重要ですが、乾燥方法もかなり重要です。
乾燥の方法によっては、施工後の製品に大きな影響が出ます。
施工後、数か月で反りや隙間が生じてきた場合は、ほとんどが含水率の甘いフローリングを使用したことが原因です。
乾燥方法の違いを簡単に説明すると。
自然乾燥
言葉通り桟積みした状態で、自然に乾燥する方法です。
ゆっくりと乾燥するので、木が本来持っている成分は残りますが、季節により乾燥状態が大きく変わり
同じサイズの製品でも乾燥するものもあればしないものもあるなど、乾燥にばらつきが生じます。
含水率に差が出ると、施工後 数か月で反り等出ることがあります。
高温乾燥
人工乾燥機で、一気に100℃以上まで高温に上げて乾燥する方法です。
乾燥時間は最も短くて済みますが、変色が生じたり木が持っている成分が抜け落ちやすくなります。
中温乾燥
人工乾燥機で、70℃以下でじっくりと乾燥する方法です。
高温乾燥に比べ、乾燥時間はかかりますが、木材を傷めないため 木が本来持っている成分が多く残ります。
杉床 すぎもくは、中温乾燥を採用しています。
含水率の管理をしっかりとして、施工後の反り等を極力なくし
何より住む人の健康を考えての製品づくりをしています。
杉の本来持っている成分の効能は、こちらに書いてあります。
驚くべき杉の効能①
驚くべき杉の効能②
驚くべき杉の効能③
すぎもく 製材
杉床 すぎもくの製材の様子です。
セリ落とした杉丸太を、自社工場でさらにフローリング用に選別します。

このように柔らかい色合いでクセのない木が、フローリングに向いています。

中には、変形したものや。

真っ黒や割れが入っているもの。

しみ(虫の後)が入っているもの。

欠点のある丸太は、フローリング以外のものに製材します。
製材すると、このようになります。



製材風景。
製材時にも木のクセを見極めながら、製材します。


1本の丸太からでも、節があるかないか、節の状態、色など1枚ごとに違ってきます。



製材した板を、用途別ごとに桟積みします。


大量生産と違い、丸太に一番適した製材をしています。
これで終了ではなく、この後 木材人工乾燥機で乾燥します。
丸太の仕入れ
製材とは、丸太を板や角材にするだけと思っている人が多いと思いますが
実は、全く違います。
と言うのも、丸太は自然素材の為 個体差が大きく製材後の製品を比べるとかなり違ってきます。
また、同じ丸太でも 心材、辺材部分で色合いなども大きく変わってきます。
その為、フローリングを製材するには 木材市場での丸太の仕入れが重要になってきます。
木材市場では、セリ方式で1番高い価格を提示した買い方にセリ落とされる仕組みです。
その為、セリ前に 丸太の状態を確認して製品をイメージします。
木材市場。
多くの丸太があります。

このように、何本かの固まりになっていて、固まりごとにセリを行います。
丸太に張り付けてある紙に、本数、㎥(立方メートル)、長さ、直径のサイズ、産地等が記入してあります。
セリ開始前に、丸太の品質をチェックします。
これは18本でひとつの固まりですが、1本1本違うので総合的に判断します。

セリ風景。
1番高い価格を表示した買い方に競り落とされる仕組みです。
そのため、どんどんセリ上がるときもあります。

フローリングに適した丸太は少な目なので、しっかりとチェックします。
そして、いよいよ競り落とした丸太を製材工場で製材します。
杉 無垢フローリング すぎもく
杉 無垢フローリング 「すぎもく」の紹介です。
すぎもくとは、施工後に反り・曲りがほとんど生じない、木の香りが溢れる 杉 無垢フローリングです。
弊社 (株)おぎもくが、原木の仕入れ、製材、乾燥、加工と一貫して生産しています。

特徴①
フローリング専用の丸太の仕入れ。
杉 丸太の中には フローリングに向いているものと向いていないものがあります。
丸太は、木材市場でセリ方式で仕入れますが プロの目利きで丸太を仕入れます。
特徴②
職人による製材。
仕入れた丸太を更に選別して、製材します。
丸太は自然素材のため、1本1本全て違います。
製材の方法を間違えると、施工後に反り・曲がり等が出る場合があります。
そのため、職人の技術により木のクセを見極めながら、何十種類もある製品の中から
最適な製品を製材します。
特徴③
中温乾燥。
質の良いフローリングが製材できても、乾燥方法を間違えると意味がなくなります。
木材の本来の性能を活かしつつ、含水率を12%以下まで最適に落とす中温乾燥方法でじっくりと乾燥します。
特徴④
養生。
乾燥後の製品は、熱を持っています。
このまますぐに加工すると、施工後の反り・曲がりの原因にもなります。
その為、屋根付きの倉庫でじっくりと養生します。
必要な養生期間は、約1か月。
特徴⑤
補修。
自然素材の為、中には、死節などの欠点が出ることがあります。
これを、自然素材のパテで補修をします。
特徴⑥
加工。
十分に養生した製品を加工します。
ただ、加工機に通すだけでなく、職人の目によって加工する向きや等級の選別を確かめていきます。
(株)おぎもく 和久湧久工房(わくわくこうぼう)展示場内

次回より、工程を詳しく書いていきます





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