和久湧久(わくわく)工房内の卓球場ですが、床に30mm厚の
杉の板を施工しています。
思い切り踏み込んでも、衝撃を吸収するので、足を痛めることなく
生徒にも好評です
思い切り使い込んでいますが
だんだんと趣のある色になってきました。
和久湧久(わくわく)工房内の卓球場ですが、床に30mm厚の
杉の板を施工しています。
思い切り踏み込んでも、衝撃を吸収するので、足を痛めることなく
生徒にも好評です
思い切り使い込んでいますが
だんだんと趣のある色になってきました。
篠山市の株式会社 中井工務店様が、杉 無垢フローリングを施工されています。
こちらは、1等化粧材。
こちらが小節材。
こちらは、杉 無垢材のカウンターです。
天板等は、巾が広いので、特にじっくりと中温乾燥で乾燥し
長期間養生します。
フローリングを選ぶ時、「傷が付きにくいものか 傷が付きやすいものか どちらにしますか」と
聞かれれば、おそらくほとんどの方が傷が付かないものと言われると思います。
たしかに傷が付きにくいほうが いいように感じますすが
これだけでは、説明が足りないと思います。
傷が付きにくいものは、新建材や無垢材でも樹脂で固めたものが、ほとんどです。
傷が付きやすい=無垢材のイメージがあり、クレームを避けるため、無垢材を勧める
工務店さんは、多くはないです。
ましてや、ハウスメーカーでは、皆無では。。
そこで、無垢フローリングについて検証しました。
今回は杉 無垢フローリングです。
まず、弊社の事務所で使用している 杉 無垢39mm厚フローリングです。
約8年前に施工し、土足で使用し、台風23号で床上浸水まで経験しているので
かなりハードな使用状況です。
普段、椅子で前後に動いているので、一番傷が付いている場所です。
当然、素足で使用する部屋では、傷はかなり少ないです。
そして、無垢材では、補修ができます。
床上浸水の影響で、まだ少し汚れていますが、サンダーで削ると新品同様に戻ります
そして、私の家もリフォームで 杉 39mm厚無垢フローリングを施工することに
しました。
理由は、こやつです
杉材にする理由は、多くありますが、そのうちの一つが、杉材は柔らかいので
衝撃を吸収する点です。
篠山市の大野建築様が内装工事をされています。
床は、杉 39mm厚 フローリングです。
この建物は、喫茶店になるとのことで、まもなくオープンです
丸太選別終了後、製材に入ります。
選別後 杉丸太
製材により、多くの原板が出てきます。
ぱっと見たところ、すべて同じように見えますが
すべてがフローリングになるわけではありません。
例えば、この2枚を比べてみると。
左側は綺麗な色をしてますが、右側は少し木が傷んでいます。
右側は、フローリングにはなりません。
こちらの2枚は、色が違います。
一般的に、製材とは、丸いものを四角にするイメージがありますが、
1本1本すべてチェックしながら製材するので
フローリング、SD材、下地材、構造材等多くの種類ができます。
その為、1本の丸太から20種類以上の部材が取れることも。
すべて、職人の腕で選別していきます。
(株)おぎもくでは、ひとつひとつの製品をこだわりをもって
製造しています。
その中で、杉 無垢フローリングについてのこだわりを。
前にも書きましたが、丸太には、フローリングに向いている丸太
構造材に向いている丸太などいろいろあります。
木材市場に行くと、このようにひとつの山になって
競りにかけられる場合が多いです。
同じような丸太でも、よく見れば1本1本違います。
例えば、このように色の綺麗なもの。
黒っぽいもの。
形が変形しているもの。
など、全く同じものはありません。
木は、生き物なので、人間と同じですね
その為、フローリングに向いている丸太を競り落とすのですが
その後、更に丸太を選別していきます。
選別作業が終了して初めて、製材の準備が整います。
杉 無垢フローリングを急ピッチで増産しています。
予定以上に人気が高く在庫が減ってしまい、工務店様には出荷が遅れて
申し訳ありません。
製材後、後ろに見える乾燥機に入れます。
1回で18山入ります。
丹波市春日町の田村工務店様が作業をされています。
浴室に、桧 無垢フローリングを施工されています。
厚みは15mm。等級は無節上小です。
桧の香りで心身共にリラックス出来る浴室になりますね
引き続き、和久湧久工房のフローリング展示についてです。
こちらは、エンドマッチ加工をした杉 30mm無垢フローリングです。
エンドマッチ加工とは、4方に本実加工をしたもので、○で記した部分です。
加工形状
基本は1間ピッチなので、現場での取り扱いが格段に楽になり
新建材並みの施工性を実現しました。
また、エンドマッチ加工をすることにより、根太位置を気にせず施工できます。
サイズは、
30mm×135mm
15mm×145mm
39mm×155mm
(株)おぎもくは、中温乾燥にこだわる理由の一つとして、木材の成分を抜けないようにするためと以前書きましたが、実際に実験された方の本がありましたので紹介します。
「ガンは治る ガンは治せる」という本で、九州大学の綿貫教授と言う方が実験をされています。その中の一部を抜粋します。
船瀬 そうです。木の香りが高い低温で乾燥させたスギと、高温で乾燥させたスギを貼った床で調査してみると、同時期に流行ったインフルエンザでの罹患率が、高温乾燥させたスギの床の教室の生徒に比べると、低温乾燥させたスギの床の生徒は10倍ほど低いんですねだからシックスクール、ということはありますね。学校も天然素材で作ると、そうとう精神が安定するそうです。
編集部 住まいも同じですが、うつわというのも、大切ではないでしょう か。食べ物や教育、生き方から発生することもありますが、うつわから出ている、病気というものもしんこくなのえはないですか。
船瀬 クロス、と言っていますが、塩化ビニールですから。そしてそのしたには、ホルムアルデヒドやなんかが隠れていまして、そうとうカビもあります。
確かに高温乾燥させた製品は、木の香りがほとんどしません。
当社では、これからも中温乾燥にこだわっていきます。
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