おぎもくブログ

桧 柱 仕上げ挽き

 

柱の仕上げ挽きをしています。


仕上げ挽きとは、乾燥により生じた曲がり等を修正する作業のことです。

中温乾燥後最低でも1ヶ月間 倉庫内で養生し、
木材を落ち着かせてから、仕上げます。

仕上げ挽きをせずに、一気にプレナーで加工することも出来ますが
この場合だと、後々曲がってくる可能性があるので、この工程を入れます。

仕上げ前。

芯挽きも このように開いています。
形も少し変形していますね。

修正挽きなので、このように薄いものが多く出ます。
もちろん、曲がり・反りの程度や節の状態など、
1本1本見極めて、仕上げをします。

こちらが、仕上げ挽き後。

この後、プレナーと言う機械で、最終仕上げを行いますが
仕上げ挽きをすることにより、反り・曲がりのほとんど生じない
柱になります。

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